くれクリニック

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整形外科

整形外科 - 首の疾患

寝違え

寝違え

多くの場合は数日で軽くなりますが、消炎鎮痛剤や筋弛緩剤の服用や湿布などで痛みを和らげれば早く楽になります。一週間以上続く場合は他の病気の可能性があるためお早めにご相談ください。痛みが強い場合は最初は安静にしますが、少しずつ痛い方向に動かし、元に戻していくようにします。

頚椎間板ヘルニア

椎間板が変性することで髄核が後方や後側方に脱出し、脊髄や神経根を圧迫する病気です。第5~6頚椎間、第6~7頚椎間、第4~5頚椎間の順に多くみられます。頚部や肩の痛み、脊髄性の場合は手全体や下肢の麻痺、しびれ。神経根性の場合は片方の上肢に放散する痛みやしびれ、麻痺を生じます。

リウマチ性脊椎炎

関節リウマチが脊椎に症状が出たものです。椎間板が狭小しやすく、脊椎の後方の椎間関節も変形をきたしやすくなり、脊髄を圧迫することで足などに痛みやしびれや麻痺を生じます。首が痛い、手足がしびれるというようなときは必ず来院いただき、頚椎のレントゲン検査を受けてください。

整形外科 - 肩の疾患

肩こり

肩こり

同じ姿勢で長時間仕事をした後などに、首や肩や肩甲骨のあたりに、おもだるい、張るなどと感じることを肩こりといいます。原因は主に筋肉の疲労です。同じ姿勢を続けるために、様々な筋肉を使い続けると血行が悪くなり、筋肉に老廃物としての乳酸が溜まり、重だるい感じを生じます。

肩関節炎

肩関節が炎症を起こしている状態です。使いすぎや痛風性、偽痛風性、リウマチ性、感染性などいろいろな原因があり、関節液や膿が溜まることもあります。最初は安静にして、消炎鎮痛剤の服用や湿布などで治療します。

野球肩

野球や水泳など肩を挙上する動作の繰り返しによって生じる肩関節疾患の総称です。少年野球で上腕骨に近い部位の成長軟骨に骨端線離開を起こしている場合は、投げる動作を最低2~3ヵ月ひかえる必要があります。大人では肩峰下滑液包炎、腱板損傷、関節唇損傷、肩関節不安定症などが単独あるいは複合して原因となります。
投球フォームや動かしすぎ、動作バランスの悪さなども原因としてあげられますので、動作の改善や肩関節のインナーマッスルのストレッチと強化などの総合的な治療が必要になります。

反復性肩関節脱臼

転倒や事後などによるケガが原因で肩関節が脱臼し、その後、軽い力で脱臼を繰り返してしまう状態のことです。最初に明らかな外傷がないのに脱臼を繰り返す場合は習慣性脱臼と呼びます。最初に脱臼したときに2~3週間は十分に肩関節を固定し、その後リハビリなどをして2回目の脱臼を起こさないようにしますが、その後の肩関節の周囲の筋肉を強化することが大切になってきます。

整形外科 - 腰の疾患

腰痛

腰痛

腰痛は、男性では1番目、女性でも肩こりに次いで2番目に訴えの多い症状です。腰は、腰椎と呼ばれる5つの骨がブロックのように積み上げられて構成されています。腰痛の多くは、腰椎に負担がかかったり障害が起きることで発症しますが、その他にもさまざまな要因が腰痛の発症に関係しています。
3ヵ月以上続く腰痛を慢性腰痛といいますが、その中で原因がはっきりしない腰痛を非特異的腰痛といいます。不安や鬱、社会的要因である仕事や家庭のストレスが絡んで痛みを脳で感じてしまうこともあります。
要因や原因が多く存在する症状のため、まずはお気軽にご相談ください。

ぎっくり腰

重いものを持ったり、急な動作によって突然腰に痛みが走り、場合によっては動けなくなってしまう病気です。
たいていは発症直後はほとんど動けない場合が多いので、自宅で横になって安静にします。
少しでも動けるようになったら、痛みを軽減するために消炎鎮痛剤の使用や、腰部の筋肉内へのブロック注射や電気治療、コルセットや温熱療法などを行います。

腰椎間板ヘルニア

背骨の骨と骨の間にクッションと関節の働きをする椎間板があります。これが後方へはみ出て神経を圧迫して炎症を起こし、腰痛や坐骨神経痛である下肢痛を生じる病気です。部位は第4腰椎と第5腰椎間に最も多く、その次に第5腰椎と仙椎間に多く見られます。
一般的に最初の痛みの強い時は腰に負担をかけないようにします。薬物療法やブロック注射、コルセット、リハビリ等の保存的治療で軽くなることもありますが、効果がみられず麻痺や排尿障害、強い痛みが長く続き日常生活に支障が出る場合には手術が必要な場合があります。

整形外科 - 膝の疾患

関節炎

関節炎

関節に痛みを生じる原因はさまざまです。打撲や捻挫(ねんざ)のケガが原因のこともあれば、使いすぎによる炎症や老化が原因の変形性関節症などもあります。関節炎を起こす原因としては、使いすぎ、痛風や偽痛風性、変形性関節症、ケガ、関節リウマチなどがあります。
治療はそれぞれの原因疾患に合わせて、急性で痛みがとても強いときは安静にし、痛みが軽いときや治療で痛みが軽減してくれば、なるべく早く関節を少しずつゆっくり動かすことが大切です。

リウマチ性膝関節炎

関節リウマチの初期の症状はこわばりや腫れと痛み、 発熱などです。 関節以外にも全身倦怠感、痛みなどの症状が現れることがあります。 病気が進行すると関節の軟骨や骨が破壊され、関節の変形に伴う屈曲拘縮、強直、脱臼といった重い症状が出るようになります。

痛風性膝関節炎

痛風発作が膝関節に起こることがあります。強い痛みと腫れがあり、曲げ伸ばしすると痛みが増します。通常の痛風の治療と同様、生活習慣の見直しが必要になります。

O脚・X脚

O脚とは、両膝が外側に彎曲した状態で、左右の内くるぶしをそろえても、左右の膝の内側が接しない状態のものを言います。
X脚とは、両膝が内側に彎曲した状態で、左右の膝の内側をそろえても、左右の内くるぶしが接しない状態のものを言います。
最近のニュースで、子どもを紫外線に当てないようにする親が増えたためクル病が増えているとありました。そのような病的な場合、幼少時には装具などで矯正することもありますが、乳幼児のときは誰でもO脚で、2~6歳ごろにX脚になっていきます。
青年期の場合はよほど病的でない限りそのまま経過を観察します。中高年の変形性膝関節症で、痛みなどが保存的に治療できない場合、高位脛骨骨切り術という手術が行われることがあります。

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